不倫相手の配偶者から、不倫関係を職場や家族にばらすと脅されています。どうすれば良いでしょうか?
このような脅しは、恐喝の罪にあたる可能性がありますし、実際にばらした場合には、名誉棄損の罪にあたる可能性があります。そのため、その旨を伝えて脅しを回避しなければなりません。ただし、そのようなことを言ってくる相手であれば、何度もしつこく連絡してくる可能性があります。これを無視してしまうと、連絡してもつながらないからやむを得ず職場に連絡したんだという正当性を与えかねません。これを避けるため、弁護士に依頼して窓口を設定し、弁護士に対応してもらうことがよいでしょう。弁護士に対応を依頼すれば、弁護士から家族や職場にばらせば刑事事件として法的措置をとると伝えますので、説得力が増します。ばらされることへの予防効果を高めることが出来ます。
この記事の執筆者
あい法律事務所
弁護士
山口 恭平(Yamaguchi Kyohei)
取扱分野
家事案件(離婚・男女問題、相続)
経歴
法政大学法律学科卒業後、早稲田大学大学院法務研究科に進学。卒業後、平成26年に弁護士登録。同年のぞみ総合法律事務所入所。平成29年にあい法律事務所入所。平成30年同事務所にてパートナー就任し現在に至る。