夫の不倫相手に慰謝料150万円を一括で支払わせた事例
依頼者と相手方について
・相談者 女性 年齢30代 会社員
・相手方 夫の不倫相手
・不倫の慰謝料請求
・解決期間:約3ヶ月
ご依頼の想い
4,5年前に別れたはずの浮気相手と関係継続していることが発覚した。浮気相手に対して、慰謝料請求をしたい。とのことで相談に来られました。
裁判になった場合の慰謝料の見通し(不貞関係は4,5年間継続していたわけではなく、最近復活したと思われ、性交渉があるかどうかまでは明らかではありませんでした。)を伝え、代理人として、浮気相手と交渉を開始することとなりました。
解決の内容
相手方は、早々に弁護士を選任し、弁護士との協議となりました。
当初は、7,80万円しか支払えないとの主張でしたが、協議を重ね、相手方の支払能力、裁判になった場合の見通し、訴訟提起の精神的経済的負担などを考慮して当方も譲歩し、慰謝料150万円を一括で支払ってもらうということで、合意に至りました。
弁護士からひとこと
依頼者様の慰謝料額に対する想いと訴訟の見通し、相手方の支払能力との間で葛藤が生じることは頻繁に起こります。
依頼者様の気持ちは弁護士としても十分理解できますので、時間をかけてお気持ちを聞きさせていただきました。
依頼者様に譲歩が必要とお話しをするときはいつも心苦しく思います。
- 婚姻関係破綻後の不貞であると主張する不倫相手に対して、損害賠償請求を提起し、慰謝料200万円を獲得した事例(香川県在住)
- 妻と同じ職場の相手方から慰謝料220万円の一括払いと接触禁止の約束を取り交わすことができた事例(香川県外在住)
- 「夫と二度と会わない」と浮気相手が誓約し、和解での120万円を獲得できた事例
- 資力が乏しい不貞相手から相当額の不貞慰謝料を獲得できた事例
- 不貞相手の女性の夫から高額の慰謝料請求をされたが、弁護士の交渉により大幅な減額できた事例
- 夫と同じ職場の相手方から慰謝料120万円の一括払いと接触禁止の約束を取り交わすことができた事例
- 資力がないと主張する相手方から100万円の慰謝料を獲得した事例
- 200万円の不貞慰謝料を請求されていた案件で60万円の支払いで和解した事例(協議)
- 200万円請求されていた不倫の慰謝料を50万円に減額した事例
- 相手方は不貞の事実を争っていたが証拠の積み重ねで不貞を認めさせ120万円の不貞慰謝料を獲得できた事例(協議)
この記事の執筆者
あい法律事務所
弁護士
山口 恭平(Yamaguchi Kyohei)
取扱分野
家事案件(離婚・男女問題、相続)
経歴
法政大学法律学科卒業後、早稲田大学大学院法務研究科に進学。卒業後、平成26年に弁護士登録。同年のぞみ総合法律事務所入所。平成29年にあい法律事務所入所。平成30年同事務所にてパートナー就任し現在に至る。